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中央アジアからチベット、アフガニスタン、カシミール、ヒマラヤ山脈などの高原や山岳地帯に生息する。
夏は森林限界より上の高度6000 m 付近の高原や高山で過ごし、冬になると獲物を求めて2000 m 程度の森林地帯まで降りてくる。岩山の斜面では長い尾で巧みにバランスをとり、ごつごつして不安定な岩の上でも軽々と動く。
岩の間にできた洞穴を住処とし、雌は1 度に2 〜4 頭の子どもを産み育てる。
寒さを防ぐため、長い体毛は非常に高密度に生えている。また冷たく滑りやすい雪の上も歩けるように、足の裏の肉球部分にも毛が生えている。
体色はやや黄褐色を帯びた灰白色地に、不鮮明な暗褐色のまだら模様が散在する。尾は縞模様。これは名前の通り雪の多い地での保護色となっている。
美しい毛皮はヒョウの仲間の中でも特に希少価値が高いため、1960 年代には密猟が相次ぎ、その数は一時1000 頭にまで減少したとされる。しかし近年の保護活動の甲斐あってか、個体数は5000 程度にまで回復した。現在、他の大型ネコ類と同様に絶滅危惧種に指定され、保護の対象となっている。
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