『赤の広場』
ロシアの首都モスクワの都心部にある広場。世界遺産に登録されている。
「赤」はソビエト連邦の社会主義に起因するものではなく、元々は古いロシア語で「美しい」という意味であり、広場の名前は本来「美しい広場」というものであった。
広場は東西に長く、南にはスターリンや片山潜などが眠るクレムリンの城壁とその中の大統領官邸、城壁に接しているレーニンの遺体が保存展示されているレーニン廟、北には国立百貨店・ГУМ(グーム)、西には国立歴史博物館、東には葱坊主の屋根の聖ヴァシーリー寺院と処刑場・布告台だったロブノエ・メストがある。
ソ連時代には、革命記念日である毎年11月7日にここで閲兵式(軍事パレード)が行われた。西側諸国のジャーナリスト達は、閲兵式のためにクレムリンの城壁の上に並ぶソ連共産党指導者たちの並び順を見て、公式には明らかにされない共産党内の序列を確認し、権力闘争のゆくえを観測する「クレムリノロジー」の手法を採用していた。
かつてはレーニン廟とともに社会主義体制の聖地とされたが、ソ連からロシアに政治体制が変わった現在では商業的利用もなされる。1988年公開のアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「レッドブル」では、アメリカ映画として初の撮影許可が下りた。
1993年5月に、山本寛斎が12万人を集めるファッションスペクタクルを開催。
2003年にはイギリス人のロック音楽家で元ビートルズのポール・マッカートニーがコンサートを開いた。
2004年には日本の食品会社、日清食品のカップヌードルのCM(NO BORDER シリーズ)で赤の広場が撮影場所となった。
外国人の観光客も多く、モスクワで結婚式を挙げたロシア人カップルが挙式後に訪れる定番地としても知られている。
モスクワのクレムリンと赤の広場(世界遺産)
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