「朝鮮人参」
日本では古くから「朝鮮人参」と呼ばれてきたが、韓国においては単に「人参」(インサム、)と呼ぶ。韓国ではニンジンは「唐根」(タングン、)と呼び、明確に区別する。
土産物用、輸出用の人参製品には「高麗人参」(コリョインサム、)と表記されるが、これは現在の韓国で「朝鮮」という呼称を忌避しているためである。
原産地は朝鮮半島で、中国東北部やロシア沿海州にかけて自生する。現在、全体の70%以上が韓国と中国で栽培されているが、日本でも江戸時代から栽培されている。日本では福島県会津地方、長野県東信地方、島根県松江市大根島(旧八束町)などが産地として知られる。
栽培物より天然物の方が薬効が強いが、野生の人参の採取は非常に困難であり、産地では高値で取引されている。
「亜麻仁油」(アマニユ)
成熟した亜麻の種子から得られる、黄色っぽい乾性油(空気に触れると固まる油)。食用のほか、絵の具のバインダーや木製品の仕上げなどに用いられる。最近では、VOCを放出しない溶剤として使われ、シックハウス 症候群対策として使われている。
亜麻の種子を圧搾、又はこれをつぶして溶媒で抽出することで得られる。α-リノレン酸をはじめとする不飽和脂肪酸に富み、栄養サプリメントとしても販売されている。栄養学的には 100g の亜麻仁油には 450kcal の熱量があり、脂肪 41g、食物繊維 28g、タンパク質 20g を含む。
「亜麻色の髪の乙女」の「亜麻」
比較的寒い地方で栽培される一年草の植物で、茎の繊維はリンネル(リネン)製品となる。亜麻は麻と間違えられることがあるが、麻よりも柔らかくかつ強靭で上等な繊維である。
フランス語ではランと発音され、ランジェリーは亜麻の高級繊維を使用した女性の下着に由来する。また繊維の強靭性から、高級でない繊維はテントや帆布としてかつて広く利用され、大航海時代の船の帆布は亜麻の繊維であった。
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