特別なフィジカルや目を見張る技術は持ち合わせていないが、ポジショニングや飛び出しの類まれなるセンス、高い反応速度でピンポイントでボールに合わせる。
フィニッシュ以外はほとんどプレーに携わらず、ラストパスにだけ抜群の反応を見せてワントラップでシュートを決めるその姿は、「ワンタッチの天才」と称されることもある。天性の得点感覚でゴールを量産する、いわば『本能派ストライカー』である。
相手ディフェンスのスペースを見付けて入り込む才能は現代サッカーを代表するストライカーとしては異端とすら言われる。美味しいとこをかっさらうイメージが強いが、そのゴールは何本もの全力ダッシュ、相手DFとの駆け引き小競り合いなどの「仕込み」あってこそのもので、「彼1人見ているだけでも面白い」という意見もあるほど。
オフサイドラインを抜け出しての独走とこぼれ球を押し込む、というゴールのイメージがステレオタイプとしてあるが、強くはなくとも上手いヘッドや豪快なミドルなど、そのゴール数に見合ったバリエーションも持っている。
「何でいつもそこにいるんだ!?」というこの台詞は、ゲーム「ウイニングイレブン」で彼がゴールをした時のジョン・カビラの実況である。この言葉が彼のプレースタイルを良く物語っている。オフサイドが多い時ほど調子が良いと言われるほどオフサイドラインをかいくぐることを常に考えている。
日本代表の大黒将志、佐藤寿人はいずれもそのプレースタイルはインザーギのそれを模範としていることは有名。



