森林や草原に生息する。昼行性で夜間は普通休むが、人里近くに表れることもある。最年長のメスを中心とした10頭前後の群れで生活する。オスは生後10年程になると群れを離れ単独生活を送ることが多い。
水場では水を飲む他に泥浴びを行う。泥浴びには乾燥や寄生虫、吸血性の昆虫類等から体を保護するために行うと考えられている。
天敵は無いに等しく、とりわけ成体についてはトラすらこれを恐れる。飢えたトラですらアジアゾウの成体を襲うのは極めて稀である。
繁殖形態は胎生で、1回に1頭の子供を産む。妊娠期間は長く約22ヶ月。
象牙や象皮を目当てにした乱獲や環境破壊により生息数は大幅に減少した。現在は象牙の輸出は規制され保護されているが、密猟されることもある。
一方で人間に調教され家畜として重い荷物を運搬したり、知能の高さを生かしてサーカスで曲芸を行うことがある。
飼育下での繁殖例は少なく、日本国内では2004年における王子動物園、2007年における市原ぞうの国の2例のみとなっている。


