2004年に発表された調査では、現在、中国四川省北部の岷山山地、陝西省南部の秦嶺山脈、甘粛省南部などに約1,600頭が生息している。中国では40か所のパンダ保護区を設けてジャイアントパンダを保護しているが、最大のものは四川省北部のアーベイ州にある臥竜自然保護区(約2,000)である。
現在の中国では、パンダの密猟は重罪とされている。終身刑が最高刑であるが、以前は死刑が最高刑で、実際に処刑(主に銃殺刑)が行なわれたこともある。
中国では生息地域だった土地の開発が進むにつれて、パンダが孤立する傾向にあり、繁殖期になっても交尾の相手が見つからないといった事態が起きている。また、パンダの食物である竹は数年に1度、一斉に開花し枯れてしまうため、この時期には食料にありつけず餓死してしまうことがある。
ワシントン条約の附属書I(絶滅のおそれのある種で取引による影響を受けており又は受けることがあるもの)に掲載され、取引が厳しく制限されている。


