温室効果ガスとは、大気圏にあって、地表から放射された赤外線を一部吸収することにより温室効果をもたらす気体の総称である。
水蒸気、対流圏オゾン、二酸化炭素、メタンなどが該当し、その中で最も温室効果をもたらしているのは水蒸気である。近年は、人間活動によってその大気中濃度を増しているものも多く、確証は無いものの地球温暖化傾向の主な原因として広く認識されている。ただし、国立環境研究所の調査で温暖化の原因を二酸化炭素増加と答えた者は1割に満たず、オゾン層破壊が原因と答えたものが大半であり、温暖化とオゾン層破壊を混同している者も多い。
京都議定書における排出量削減対象となっていて、環境省において年間排出量などが把握されている物質としては、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)(=亜酸化窒素)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六フッ化硫黄(SF6)の6種類がある。最も温室効果をもたらしている水蒸気が削減対象とされていないのは人為的に大気中の水蒸気量を制御するのは困難なためである。


